2009年04月10日

何をさらすねん!

私が住んでいる地域(京都市南区)は京野菜の産地として有名です。西に桂川、東に鴨川が流れる三角州のようなところに位置しており、平安京時代から雨が降れば川が氾濫するという地域でした。


そのために、土が肥え、海産物が手に入りにくく貴族の食事として良質の野菜(京野菜)を栽培するのに適した土壌となっていったのです。
土モノ(海老芋や京人参、慈姑)、葉モノ(九条ねぎやみず菜、壬生菜)の栽培には適した粘土質で、現在でも多くの生産者が京野菜を生産されている伝統ある京野菜産地です。



それが、本日、我が家にポストに入っていた「市民しんぶん南区版」をみてビックリ!!


「企業立地促進のための土地所有者奨励金のご案内」


読めば・・・

「(らくなん進都・高度集積地区)では、新しい京都を発進するものづくり拠点をまちづくり将来像にかかげ、〜略〜、ものづくり企業の積極的な誘致を展開しています。〜〜略〜〜企業立地のため、土地の売却若しくは貸付等をしていただいた土地所有者の方に奨励金を交付します。」


超地元な話になりますが、上鳥羽〜下鳥羽・竹田は京都市から都市づくり集積地域として企業誘致が活発化しております。○天堂や京○ラも近所に存在します。


市の方向性として、企業を誘致してものづくり地域として活性化させようと数十年前(?)から動いていたことは知っておりましたが、思うように動いていないことも知っておりました。理由の一つに土地所有者が土地を手放さない・・・ということ。そこで市としては奨励金をだしてまで土地を集積しようとしているようです。



でも、先に書いたようにこの辺りは京野菜ブランドの聖地。この京野菜の聖地をどうしようというのでしょうか。・・・いや、京都市は京野菜を何とも考えていないのか・・・、それとも京都市外に産地移動させる気なのか。

一口に京野菜といっても多種多様。気温が低めで川の上流にあたる北のほうでは、賀茂茄子や鷹峰唐辛子。川の氾濫のために土が肥えた南では、海老芋や慈姑・・・九条ねぎなど、京都市内という狭い中でもその地域によって特産物が違います。


生産者としての農法・技術による継承と同等に地域の土壌というのも必要不可欠なはず。この奨励金の募集によって、京都市は完全に京野菜というものを京都市が守るべきものではなく、手放したと感じずにはおれません。






寂しい。。。。


よりも、本当にいいのか。。。

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posted by しょうし at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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